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2024年3月現在、オダメことカスタムオーダーメイドは大きく「カスタムオーダーメイド3D2」と「カスタムオーダーメイド3D2.5」に分かれています。
字面だけ見れば「3D2」と「3D2.5」で「大型アップデート版(3D2.5)とその前のバージョン(3D2)」という受け取り方をすると思います。
しかし、オダメ界はこの辺りのバージョンアップ事情がやや複雑で「新しいバージョンにアップデートすれば良い」とは一概に言えないのです。
それはMODの存在が特に大きいのですが、その事情についてはこちらの記事も参考にしていただければと思います。
そんなこんなで、オダメを買う際に
「3D2でもMOD使えば3D2.5に近いことが出来るから導入しなくても良い」とか
「いやいやMODの導入はある程度知識が必要だし、3D2.5にアップデートした方が良いよ」
など様々な意見があり、3D2のままにするか3D2.5にするかはなかなか悩みがちな点です。
「絶対にこうした方が良い」という答えは出せませんが「3D2と3D2.5でどんな違いがあるのか」を肝心のキャラクターエディットから理解できれば、自分に合ったバージョンの導入ができるのではないかと思います。
そこで今回は、オダメ3D2とオダメ3D2.5のキャラクターエディットシステムの違いをまず「頭部分」に絞って説明していこうと思います。
目次
KissCharacter EditSystem(KCES) について
3D2と3D2.5の両者を比べる前に、まずは3D2.5で使用することになる「KissCharacter EditSystem(KCES)」というソフトについてご説明を。
KCESとは、オダメの開発元であるKISS社が開発したもので
- キャラクターのハイポリ化(高解像度化)
- 従来の物より細かい各部位のエディット
- 男性キャラのエディット
などを可能にしたソフトです。(公式サイト)
このKCESはオダメ3D2には対応しておらず、3D2.5にアップデートしたオダメでのみ使用できます。
イメージとしては「KCESというソフトで作ったキャラを、オダメ3D2.5のゲーム内に送る」という感覚でしょうか。
なのでオダメ3D2と3D2.5を比べる場合、正確には「オダメ3D2とKCESを比べる」と言った方が正しそうです。
以上のことを踏まえて、この見比べ記事を参考にしていただければと思います。
画面UI
まずは、3D2と3D2.5の「画面UI(ユーザーインターフェース)」を見ていきましょう
最初は3D2から
まぁ、いまさら特にコメントすることもありませんね。
お次はKCESです。
3D2では黒を基調としていたUIでしたが、KCESでは白ベースで全体的に丸っぽいですね。
このUIデザインは人それぞれの好みなので正解はありませんが、私はKCESの柔らかなデザインの方が好きです。
「頭」エディットの対比
では、さっそく本題の「『頭』部分のエディットの違い」を見ていきましょう。
ちなみに「頭」に関してはオダメ3D2環境ですら
- 無印オダメ3D2
- 無印オダメ3D2+GP01
- 無印オダメ3D2+GP011FB
と3つに分かれているので、まずはそちらを全て見た後「KCES」を見ていきます。
なので、計4パターンをご覧いただきます。
無印オダメ3D2
調整可能な箇所は
- 顔(フェイスパーツ)
- 頭
- 眉
- 目
- 目ハイライト
- ほくろ
- 唇
- 歯
の8箇所です。
この中で、最も細かく調整できる「頭」は下の様な感じです。
目の大きさや眉の位置、顔の大きさなどを設定できますが、今見るとやはりざっくりとした調整しかできないように感じますね。
あと仕方ないのですが「頭」に眼球や眉などの調整項目が入っているのは、ちょっとわかりづらいです。
オダメ3D2 + GP01
オダメ3D2の大型アプデパック、GP01で新たに追加されたフェイスパーツを使用することで、無印と比べて
- 耳
- 頬のつや
- 白目の影
- 鼻
の4箇所が新たに調整できるようになっています。
さらに、新たに調整できる箇所が増えただけではなく、既存の箇所にも調節箇所が増設されています。
オダメ3D2 + GP01FB
最後に、GP01FBから追加された「GP01FBフェイス」について。
こちらはGP01で加わった調整箇所にさらにプラスして
- 上まつ毛
- 下まつ毛
- 二重
- 目の形
の4箇所が加わります。
GP01FBでは目元のクリエイトが大幅にパワーアップしており、さらに個性豊かなメイドさんをエディットすることが可能となりました。
KCES
さて、ここからは3D2から大幅にパワーアップした(はず)のKCESのターンです。
調整できる箇所は18箇所です。
- 顔(フェイスパーツ)
- チーク
- 頬のつや
- 眉
- 二重
- 目
- アイシャドウ
- 瞳
- 瞳ハイライト
- 白目
- まつ毛
- 下まつ毛
- 耳
- 鼻
- リップ
- 口
- ほくろ
- そばかす
3D2時代が16箇所だったので、新たに2箇所増えています。
2箇所と書くと少なく感じられるかもしれませんが、ぶっちゃけそれはそうで、あくまでも個人の意見ですが「GP01FBフェイス」と比べてそこまで劇的に頭部分のエディットは変わっていないと感じます。
というか「GP01FBフェイス」が優秀過ぎたんですよ!
もちろん、細かい点でパワーアップはしていますよ!「劇的な変化」を感じづらいというだけで!
例えば、唇なんかはKCESで細かく設定できるようになりました。
じゃあKCESの頭部分のエディットは大したことないかというとそんなことはなく、私はKCESの真価は「洗練されたUI」にあると思います。
それはどういうことかと言いますと、例えば3D2では「『頭』のカテゴリで目・眼球・鼻・眉などをまとめて調整する」だったり「『目』の項目が目というよりかは『瞳』の形の選択項目」であったり、カテゴリの振り分けや表示に洗練されていない感じがありました。
「慣れれば別に...」かもしれませんが、新規ユーザーにとっては「どこでどの部位を調整するのか分かりづらいよ!」となりがちだったかもしれません。
しかし、KCESでは「瞳はちゃんと瞳の項目に」「目の大きさは『頭』ではなく目の項目で」と、表示と実際に調整できる内容に齟齬を感じません。
この「分かりやすさ」はキャラエディットにおいてかなり重要だと思っているので、その点だけでもKCESの頭部分のエディットは優秀と言えるかと思います。
最後に
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!
今回はオダメ3D2とKCESの対比記事、その「頭編」でした。
もともと3D2時代の「GP01FBフェイス」がオーパーツ的に優れているので、ややKCESを下げるようなことも書いてしまったかもしれません。
しかしそのUIの洗練っぷりや、細かい部分まで調整可能にしたKCESは十分におすすめできるものです。
というか3D2が「本編+GP01+GP01FB」を全て足して(買って)完成させたエディットシステムを、KCESはそれ1つだけで超えているので、やはりその実力は本物です。
今回は「頭」部分のエディットの紹介でしたが、身体や髪などの記事も制作中ですのでそちらも合わせて参考にしていただければ幸いです。