この記事はMODについて取り扱っています。MODの導入は自己責任の下で行っていただきますよう、お願い申し上げます。
また、MODに嫌悪感がある方は当記事の視聴をご遠慮いただくようこちらもお願い申し上げます。
この記事の手順通りに導入してもPC環境の違いなどによって上手く動作しない可能性があります。
予めご了承ください。

この記事では「Koikatsu Overlay Mods」を使ってキャラクターに傷跡を付ける「傷スキン」の作り方を紹介しています。
目次
傷スキン の作り方
完成イメージ

「傷スキン」を作るにはMODの「Koikatsu Overlay Mods」を使用しますので、未導入の方は↓の記事を参考にしてみてください。
また、スキンの製作には「GIMP」を使用しています。
GIMPでUVマップを開く
まずはGIMPで画像ファイルを作ります。
ファイルサイズは「傷」の大きさにもよりますが、384×384pxもあれば十分だと思います。

傷の下書きをする
「どんな形の傷にするか」などを決めるために「下書き用レイヤー」を用意して、下書きしていきます。

傷の本書きをする
下書きが完成したら「本書き用のレイヤー」を用意してそこに描いていきます。
「下書きレイヤー」の「不透明度」を下げると、下書きが透けて見えて作業しやすいです。

「傷スキンの色」は「キャラクターの肌の色」によって変わりますが、筆者は今回
- 【枠線】......a78383
- 【中の色】......f5b4b4
にしました。



png画像でエクスポート
傷スキンが完成したら「背景」や「下書きレイヤー」を「非表示」にしてpng画像として「エクスポート」します。


UVマップを出力する
ここまで来たら、いったん「コイカツ!」を起動して「UVマップ」を入手します。
詳しくはこちらの「①UVマップ を出力する」からどうぞ。
既に出力済の方は飛ばしてください
「顔」か「身体」、淫紋を描きたい部位を選んで出力するのですが、今回は「顔」なので「Get face overlay template」を選択します。

UVマップの読み込み
UVマップを主力したら、再びGIMPに戻り新しく画像ファイルを作ります。
「4096×4096px」で画像を作り、そこに先ほど読み込んだ「UVマップ」を読み込みます。


このままだと「UVマップ」が小さいので「レイヤーの拡大・縮小」から「4096px」に変更します。
傷スキンを読み込む
ここで先ほど作った「傷スキン」を読み込みます。
「UVマップ」は「3Dモデルを平らにしたもの」なので、「ほっぺの位置」を予測して適当に配置・拡大します。
透明度
これは好みの問題ですが「傷スキン」の「不透明度」が100(最大)だと、傷跡がくっきりしすぎて見えるかもしれないです。

その場合は「傷スキン」の「不透明度」を下げてみると、自然な傷跡になるかもしれません。
↓は「不透明度」を58にした場合です。


傷スキンを読み込む
配置・拡大が終わったら、「UVマップ」や「背景」を非表示にしてpng画像としてエクスポートします。


傷スキンをゲームに読み込む
後はコイカツ!を起動して、先ほどのpng画像を読み込みます。

表示されていたら完成です!

今回作った「傷スキン」を複製すれば「複数個所に傷を付ける」ことも出来ます。


さいごに
今回は「MODを利用して傷スキンを作る」ということをやってみました。
参考になる点があれば幸いです。
今回作ったのは「顔スキン」ですが、ほとんど同じ方法で「体スキン」にも傷を付けられるので、キャラメイクに活用してみてください!