
野球選手の一歩目はキャッチボールから、スケベモデラーの一歩目は乳首からです。
というわけで、この記事では「美少女プラモデルの胸パーツに乳首を付ける方法」を紹介します。
あくまでも「乳首の付け方」のみを紹介するので「基本的なエアブラシ塗装の方法」等は紹介していません。あらかじめご了承ください。
今回作るもの
今回私が作るのは「乳輪」の存在感が薄い「やや自己主張のの控えめな乳首」です。

本当は「存在感のある乳首」が好みなのですが、まずは「作るのが簡単」なこちらを紹介いたします。
必要なもの
胸パーツ

乳首を付けるには「胸パーツ」が無ければいけません。
これは最初からキットに付属しているものを使っても良いですし、↓の記事のように加工しても良いでしょう。
プラ棒

こちらは「乳首」にするためのプラ棒です。
約15cm程度の大きさの美プラの場合、1mmのプラ棒で良いと思います。
瞬間接着材(中粘度以上)

こちらは「胸パーツ」と「乳首(プラ棒)」を接着するための物です。
が、今回は「接着剤」で「乳輪の膨らみ」も作りたいので「ある程度粘度がある接着剤」を使用したいと思います。
鉄やすり&紙やすり

「プラ棒」を削って乳首の形にするためのやすりです。
「鉄やすり」は、「平らな面」も「丸い面」も使うので「かまぼこ形状」のものがあると良いでしょう。
紙やすりは「400番~1000番」まで有れば足ります。
塗料&筆

左が「アクリジョン ピンク(桃)」
乳首の色を塗るための塗料&筆です。
今回私は「筆塗りアクリジョン ストロベリーピンク」を使います。
理由は2つあって
- 「アクリジョン系」なら「マジックリン」で、ラッカー塗料の上から落とせる
- 普通のアクリジョンの「ピンク」だと色がきつい
からです。

その他あると良いもの
あとは必須では無いですが「これがあると便利」という物を紹介します。
- 穴あけポンチ(1.5~2mm)
→塗装の時、はみ出さないように保護するため - マスキングテープ
→塗装の時、はみ出さないように保護するため
作業の流れ
アタリを付ける
いきなり乳首を付ける前に「どこに乳首を置くか」を決めるための「アタリ」を書きましょう。

そして、場所を決めたら「乳首(プラ棒)の太さ」の分だけ塗ります。
「乳首となるプラ棒」を置く場所は、後々削って平らにするので、↓のように黒く塗っておくと「どこまで削るかが分かりやすい」です。

プラ棒を切る
次は「乳首」となるプラ棒を切っていきます。

この時
- どれぐらいの太さの乳首にしたいか
- どれぐらいの高さが欲しいか
によって「プラ棒の太さ」「切る厚さ」は変わってきます。
今回私は「1mmのプラ棒を約0.8mmの厚さ」で使用します。



乳房の先端を削る
切ったプラ棒を接着剤で付ける前に、その土台となる「胸パーツの先端」を削って平らにしておきます。

理由としては
- プラ棒を安定して接着するため
- より自然な乳首にするため
- 乳輪となる接着剤(後述)を安定して広げるため
です。

乳首(プラ棒)を接着
「鶴首スパチュラ」などでプラ棒(乳首)を刺して、接着剤を塗布します。

この時「溢れた接着剤」で乳輪を作りたいので多めに付けましょう。

そして胸パーツの「平らにした部分」に付けます。
(すぐスパチュラを離そうとするとプラ棒も取れてしまうので、しばらく固定させておく)

乳首(プラ棒)を削る
「乳首(プラ棒)」が胸パーツに付いたら、「かまぼこやすり」の丸い面で削っていきます。
乳首(プラ棒)の側面から「プラ棒の角を落とすように」、「先に向かって尖らせるように」してやすります。



このままだと「鉄やすりでプラ棒の表面はガタガタ」なので「400番→600番→800番(必要なら1000番)」の紙やすりでやすって整えましょう。
サーフェイサーを吹く
今回私は「パテを使って加工した胸パーツ」を使っているので、「サーフェイサー」を吹きます。
もし「加工もしていないそのままの胸パーツ」を使っているなら、「サーフェーサー」は吹いても吹かなくてもどっちでも大丈夫です。
そして↓が「サーフェイサー」を吹いた胸パーツです。
乳頭はもちろん「乳輪」も控えめですがちゃんとありますね。


胸パーツの塗装
サーフェイサーを吹いたら、次は「肌の色」をエアブラシで塗装します。
今回使うのはミスターカラーの「ラスキウス ホワイトピーチ」です。
普通の「エアブラシ塗装」で大丈夫です。特に気を付ける点はありません。


乳首を塗る
いよいよ「乳首」に色付けをしていきます。
「必要なもの」で書いた通り「筆塗りアクリジョン ストロベリーピンク」を使って、乳首を塗ります。
更に「はみ出し防止策」として「『穴あけポンチ』で穴をあけたマスキングテープ」なんかも貼って乳首の周りを保護するのも良いでしょう。

今回は乳首に「1mmプラ棒」を使ったので、周りの「乳輪」の分を合わせても「径1.5mm~2mm」ぐらいがちょうど良いですね。
さらに、マスキングテープを「丸く切り取る」と、テープが乳房にフィットしやすくなります。
(テープに"しわ"があると、そこから塗料がはみ出してしまうので、出来るだけフィットさせて貼りたいです)


そしたら、筆に「塗料」を付けて、乳首に「塗るというより塗料を置く」という感覚で塗布していきます。
(今回は非常に狭い範囲を塗るだけなので、特に塗料は薄めたりしないでも大丈夫ですが、もし塗りにくかったら少し水で薄めましょう)

アクリジョンは「水性塗料」なので、使った道具は塗料が乾燥する前なら水洗いできて楽です。

またはみ出してしまった部分は、爪楊枝に「マジックリン」を付けて、優しく擦るようにして拭き取ります。

「アクリジョン」のふき取り方法
上でも書いた通り「アクリジョン」は「マジックリン」で拭き取れます。

「綿棒」に「マジックリン」を付けて擦ることで、今回のように「ちょこっとだけ塗装に使ったアクリジョン」ぐらいなら簡単に落とせます。

「乳首の際の部分」など「綿棒が届きにくい場所」は「爪楊枝」を使うと良いと思います。

トップコート
最後に「トップコート」で「つや消し」を行います。
今回は乳首の塗装に「アクリジョン(水性塗料)」を使っているので、「油性」ではなく「水性」のトップコートを使いましょう。

これで完成です!

まとめ
今回は「スケベモデラー」への第一歩、「乳首の付け方」を紹介しました。
「プラモをエロ改造したいけど、どこから始めたらええんやろ」という方は、まずこちらの「乳首改造」から初めてみてはいかがでしょうか。