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この作品を3行でまとめると
- 人気キャラクリエイトゲーム【ハニカム】の大型追加データ!
- ついに登場のスタジオ機能【デジタル クラフト】!自分だけのワンシーンを作れる!
- 良くも悪くも値段相応な感じ?【デジタルクラフト】がメインと割り切れば納得
作品概要
- タイトル:ハニカム ドルチェ+DIGITAL CRAFT
- ブランド:ILLGAMES
- 発売日:2023年12月22日
- 値段:4,840円
※【ハニカム ドルチェ】単体でゲームを遊ぶことはできません。ゲームを遊ぶには【ハニカム】本編が必要です。
作品内容
本作は2023年9月に発売されたアダルトPCゲーム【ハニカム】の有料追加データとなっています。
商品の仕様や追加されるコンテンツなどについてはこちらの記事をご覧ください。
当記事では、本作で追加された内容を実際に遊んでみての所感を記していこうと思います。
筆者の【ハニカム】の遊び方は「軽くキャラクリエイトをして、あらかじめ用意されたマップにキャラを配置してスクショを取って楽しむ」程度の遊び方です。
ライトユーザーの感想として、購入の際の参考にしてください。
デジタルクラフト について
本作の目玉でもある【デジタルクラフト】機能。
こちらは「デジタルなジオラマ作成」ともいうべき機能で、マップ上に自分の作成したキャラクターや家具・アイテムを配置して、自分だけのジオラマやワンシーンを作成します。
まずはジオラマの土台となる【マップ】を選択、あるいは自分で図形を組み合わせて一からマップを作り、そこにキャラクターやアイテムを配置して遊ぶというのが主な楽しみ方になると思います。
つい【コイカツ】や【ハニーセレクト】のスタジオ機能と比べてしまいますが、アイテムの場所が直感的かつ階層的になっていて「どのような形状のアイテムがどこにあるか」が分かりやすくなっていました。
また、【マップ】を追加する際も「サムネイル画像付き」なのでどんな【マップ】なのかが追加する前に分かるようになっているのも嬉しい点です。
(前のは文字だけで分かりづらかった...)
スタジオ機能には「マップ」「ポーズ」「アイテム」などがあらかじめ入っているので、「マップを決める」➔「キャラ・アイテム配置」➔「キャラにポーズを取らせる」の流れだけでも下のスクショ程度なら簡単に作れます。
「用意されていたポーズにちょうどいいのが無い!」となった場合にも安心してください、キャラクターを関節単位で動かしてお好みのポーズを取らせることもできます。
さらに【デジタルクラフト】でできることはただキャラやアイテムを配置するだけではありません。
ジオラマに動きを加えるための【ギミック】という要素が存在します
例えば「ピストン」というギミックは、その名の通りに「ピストン運動」をオブジェクトに付与します。
こちらを「バイブ」に設定すれば、バイブが上下にピストン運動するようになります。
その他にも「回転」や「左右に揺れる」などの【ギミック】があるので、色々といかがわしい使い方ができるのではないでしょうか。
また、個人的に面白いと感じたのがスカートを細かく動かせる点です。
スカートを揺らめかせて「風が吹いている」感じを演出したり、シーンづくりの幅が広がりそうな機能だと思います。
新性格 について
【ハニカム ドルチェ】では、新たに【大和撫子】と【ツンデレ】2つの性格が追加されました。
これらの性格について、私が感じたことを書いていきます。
まずは【ツンデレ】について。
「素直じゃなくてツンツンしているけど、言葉の節々からプレイヤーへの愛が垣間見える」というまさに王道なツンデレ的性格です。
ただし【ハニカム】というゲームにおいては「感情によるキャラの振れ幅」が大きくて面白い性格だと思いました。
というのも【ハニカム】ではプレイヤーに対してどのような感情を抱いているか(好き・嫌い など)でさらにそのキャラクターの内面が変わっていきます。
【ツンデレ】の場合は「好き」の時と「嫌い」の時でプレイヤーに対する反応の変化が顕著で【ハニカム】のシステムと相性がいいと感じました。
好きの場合
嫌いの場合
また、CVを担当した【桃世ゆず姫】さんの可愛らしい蠱惑的な声と演技も【ツンデレ】にぴったりはまっていて良かったです。
お次は【大和撫子】について。
【大和撫子】は態度や言葉遣いがお上品な感じで「感じのいい上流階級のキャラ」な性格だと思いました。
初見では既存性格の【母性】と被っているように感じたのですが【母性】よりは芯が強く、プレイヤーに優しいけどそこまで甘々なわけでは無いという塩梅です。
こちらもプレイヤーへの感情の「好き」「嫌い」で態度が変わり、「好き」の時は上記のような感じですが、「嫌い」の時は「凛としてこちらを拒んでくる」感じがして良かったです。
若干辛辣なところもありますが、この気高い感じは「女騎士」「お嬢様」系のキャラに合いそうです。
「嫌い」の場合
「新キャラクリパーツ について
キャラクタークリエイトに使える衣装やアクセサリーも多数追加されています。
詳しくはこちらでまとめているのでぜひ合わせてご覧ください。
追加された服が22点、アクセサリーが15点(左右差分のアイテム含む)、髪型が9点(左右差分の髪型含む)でした。
ほとんどが事前に公式サイトに掲載されていたものであり、こちらの期待を超えてくるような量の隠し玉はありませんでした。
ただ「ふんどし」は前情報になかったけど和服系に合いそうなので嬉しかったです。
【ナース服】や【チャイナ服】といった特定のシチュエーションで使う服から【ボックスプリーツスカート】や【ブラウスベスト】のような使いやすいorアレンジがしやすい服装まで、割とバランスよく収録してくれたのではないかと思います。
髪型で一番気に入ったのは「M字バング」ですね。
アニメや漫画の再現キャラを作る際に、この髪型結構重宝します。
少年漫画系のキャラにこの前髪のキャラ多くないですか?
以上が【新衣装】【新髪型】の感想です。
「すごい数が追加された!」というわけでは無いですが、本作が5,000円以下で目玉が【デジタルクラフト】であることを考えれば個人的には納得できるボリューム感でした。
新マップ・新Hモーション について
新しく追加された【マップ】と【モーション】についても、詳しくは下の記事からご覧ください。
新しく追加されたマップは【ステージ】【病室】【肉壁】でした。
この中では【ステージ】を一番楽しみにしていたのですが、客席がパイプ椅子をずらっと並べただけな質素な作りで少し残念。
【肉壁】は上部から大粒の白濁の液が垂れている謎ギミック付きで、いい意味で気持ち悪くて気に入りました。
謎の白濁液
【新Hモーション】のお気に入りは【ダブルピースフェラ】です。
こちらは【デジタルクラフト】でポーズとして使用した際に「表情を変えることによってシチュエーションを変化させやすい」という点が気に入りました。
ダブルピースフェラ
あとは【触手】のHモーションが5つも用意されていたのが触手責め好きには嬉しいポイントでした。
這いつくばったり、宙につるされたり、こちらもスタジオ機能と相性の良いHモーションです。
感想
【デジタルクラフト】機能については「コイカツ・ハニセレと一緒のものじゃないだろうな・・・」という危惧があったので、使いやすさが上がっていて嬉しかったです。
劇的に変わっている感じではないのですが、長時間遊ぶことになる機能なのでここを改善してくれたのはとてもありがたいですね。
新性格がどちらも魅力的でした。
とくに【ツンデレ】が良いですね。「好きの時の照れ隠しの悪態」と「嫌いの時のガチの悪態」で違いがあるのが可愛すぎます。
「値段に追加要素が見合っていない」とは全く思わないのですが、今回追加された分を含めても、現状の衣装やアクセサリーだとまだ「自由自在なキャラメイク」には届いていないというのが正直な感想です。
総評
何といっても【デジタルクラフト】が追加されたのが大きいです。
ジオラマが好きな人間には、これだけで何百時間も遊べます。
ただ衣装やアクセサリー・髪型の追加はそこまで大幅なものではなく、今回の追加データで「思い通りのキャラクリが楽しめる!」とはならない気がします。
一応、【ハニカム】は無料アップデートでも衣装を増やしてくれるので、気長に無料or有料追加データを気長に待つ必要がありそうです。
新しい性格は魅力的ですし「ハニカムでスタジオ機能を遊んでみたい」「新性格やキャラクリパーツに魅力を感じる」なら、買っても良いのではないでしょうか。
また【ハニカム ドルチェ】の発売に合わせて本編と今回の追加データが一緒になった「コンプリートセット」も登場しました。
こちらは、両方を別々で買うより若干お得なので、本編を持っていない方はこちらからデビューしても良いかもしれません。
(割引率の高いクーポンをコンプリートセットに使うとさらにお得!)